お腹が鳴るのを止めるツボ|会議中や授業中に使える位置と押し方を鍼灸師が解説

  • 静かな会議室でお腹が鳴るのが怖い…
  • 授業中に鳴らないようにしたい…
  • お腹を押さえてもごまかせない…

お腹が鳴る音は、周りが気にしていなくても本人にとっては大問題です。静かな場所ほど響いて聞こえ、鳴らさないよう意識すればするほど気になってしまいます。

東京日本橋のサクラサク鍼灸カイロプラクティック日本橋茅場町院にも、便秘をはじめとしたお腹に関するお悩みでご相談に来られる方がいますが、お腹の鳴りを不安視される方も少なくありません。

本ページでは、そんなお腹が鳴るのを止めたいときに使われるツボについて、当院がわかりやすく解説させていただきます。その場で押せる手のツボと、普段から整えておくお腹・足のツボに分けて紹介します。

 

お腹が鳴るのは体が働いているサイン

先にお伝えしておくと、お腹が鳴ること自体は体の異常ではありません。消化管が動いている証拠でもあります。

とはいえ、音が出る条件を知っておけば、鳴りやすい場面を避けやすくなります。まずは何が音を作っているのかを確認していきましょう。

 

空腹時の胃の動きが音のもとになる

胃は、内容物が空になったあとも一定の間隔で強く収縮する動きを繰り返しています。前の食事の残りかすを先へ送り出すための働きです。

このとき胃の中に残っている少量の空気と液体がかき混ぜられ、音が生まれます。空腹を感じてしばらく経ったタイミングで鳴りやすいのは、この収縮の周期と重なるため。食事から時間が空くほど起こりやすくなります。

 

飲み込んだ空気が腸を移動する音もある

音のもとになるのは、胃の中のものだけではありません。口から飲み込んだ空気が腸へ送られ、内容物と一緒に移動するときにも音は出ます。

早食い、炭酸飲料、ガムを噛む習慣、緊張して唾を頻繁に飲み込む状態などで、飲み込む空気の量は増えます。空腹でもないのに鳴る場合、こちらが関わっている可能性があります。

 

その場で押せる手のツボ

会議中や授業中に、お腹へ手を当てるのは現実的ではありません。手のツボなら机の下でも押せます。

  • 内関(ないかん)
  • 神門(しんもん)

以下でくわしく解説していきます。

 

内関(ないかん)

内関は、手首の内側、手首のしわの中央から指3本分ひじ寄りに進んだところにあるツボです。2本の腱の間、少し沈んだ部分になります。

押し方は、反対の手の親指を腱の間に当て、ゆっくり垂直に押し込みます。3〜5秒かけて圧をかけ、同じくらいの時間で力を抜くのを5回ほど。左右どちらから始めても構いません。

胃のあたりの不快感や乗り物酔いに用いられてきた経穴で、緊張する場面でも扱いやすいのが利点です。袖口に隠れる位置なので、人目を引きません。

 

神門(しんもん)

神門は、手首の内側で小指側にあるツボです。手首のしわの上、小指側の腱のすぐきわにあるくぼみを探してみてください。

押し方は、反対の手の親指をくぼみに当て、3〜5秒かけて優しく押します。左右それぞれ5回ほどが目安。強い刺激は必要ありません。

気持ちを落ち着ける目的で使われる経穴です。緊張すると音が出やすくなる方は、内関と交互に押してみるとよいかもしれません。

 

普段から整えておきたいお腹と足のツボ

その場しのぎだけでなく、鳴りにくい状態を作っておくことも大切です。

  • 中脘(ちゅうかん)
  • 足三里(あしさんり)

以下でくわしく解説していきます。

 

中脘(ちゅうかん)

中脘は、みぞおちとおへそのちょうど中間にあるツボです。おへそから指5本分ほど上、体の正中線上に位置します。

押し方は、両手の指を3本そろえて重ね、息を吐きながら5〜10秒かけてゆっくり沈めていきます。3〜5回が目安。仰向けで膝を立てると、お腹の力が抜けて押しやすくなります。

胃と関わりの深いツボとして古くから用いられてきました。食後すぐは避け、時間をおいてから行ってください。

 

足三里(あしさんり)

足三里は、膝のお皿の外側の下にあるくぼみから、指4本分下がった位置にあるツボです。すねの骨の外側、筋肉のふくらみのあたりになります。

押し方は、親指の腹を当てて骨に向かって垂直に押し込みます。3〜5秒を左右それぞれ5〜10回ほど。ズーンと響く感覚があれば位置は合っています。

胃腸のはたらきに関わる代表的な経穴で、お灸との相性もよいとされています。入浴後や就寝前など、落ち着いた時間に続けると習慣にしやすくなります。

 

音が気になる場面で意識したいこと

ツボ以外にも、その場でできる工夫があります。

 

姿勢を変えると音が響きにくくなる

前かがみでお腹を圧迫していると、内容物が動いたときの音が伝わりやすくなります。背筋を伸ばし、椅子に深く座り直すだけでも変わることがあります。

会議中であれば、資料を持ち上げて手元を高くする、少し体を後ろに倒すといった小さな動作で調整できます。ベルトをきつく締めている日は、ひと穴ゆるめておくのも手です。

 

緊張すると音が出やすくなる

「鳴ってはいけない」と意識するほど、体は緊張します。緊張は自律神経の働きを通じて消化管の動きにも影響するため、意識するほど鳴りやすくなるという状況が起こり得ます。

深く息を吐く、肩の力を抜くといった動作で、緊張はある程度ゆるみます。音が出ても周りはほとんど気にしていない、と割り切ってしまうほうが結果的に落ち着くケースも少なくありません。

 

音以外の症状があるときは確認が必要

音だけであれば心配のいらないことがほとんどですが、他の症状を伴う場合は話が変わります。

 

張りや痛みを伴うときは別の要因を疑う

お腹の張りが強い、痛みがある、ガスが溜まって苦しいといった状態が重なっている場合、音そのものより背景にある不調のほうを見ていく必要があります。

食事内容、食べる速さ、生活リズム、ストレスなど、関わる要素は複数あります。ひとつに絞らず、思い当たるものから見直してみてください。

 

便通の変化が続くときは医療機関に相談する

下痢や便秘を繰り返す、便に血が混じる、体重が減っている、発熱を伴う。こうした症状があるときは、セルフケアを続ける前に医療機関を受診してください。

ツボ押しは体の調子を整える手段のひとつであり、原因の特定に代わるものではありません。判断に迷う段階なら、まず受診していただくほうが安心です。

 

お腹の不調でお悩みなら東京日本橋のサクラサク鍼灸カイロプラクティック日本橋茅場町院へ

お腹が鳴るのを止めたいときは、その場で押せる内関と神門、普段から整えておく中脘と足三里が使えます。姿勢を正す、深く息を吐くといった工夫とあわせると扱いやすくなります。

東京日本橋のサクラサク鍼灸カイロプラクティック日本橋茅場町院では、国家資格を持つ鍼灸師が体全体の状態を確認したうえで施術を行っています。腹鳴が気になる背景に緊張や自律神経の乱れが関わっている場合、お腹だけを見ていても変化は出にくいものです。

当院では水素吸入器も導入しており、鍼灸施術と組み合わせてご利用いただくことも可能です。人前での場面が多いお仕事の方、緊張しやすい方のご相談も多くいただいています。

音が気になって集中できない状態が続いているなら、ひとりで抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。あなたの体に合わせた施術で、気持ちよく過ごせる状態づくりをお手伝いいたします。

サクラサク鍼灸カイロプラクティック 日本橋茅場町院