目の疲れに効くツボ|目のまわり・首・手足の位置と押し方を鍼灸師が解説

  • 夕方になると目が開けづらい…
  • 目の奥が重くて集中できない…
  • 目薬をさしてもすぐ戻ってしまう…

一日中パソコンやスマートフォンを見ていると、夕方には目のあたりがどんよりと重くなります。休憩を取りたくても、仕事の途中では横になるわけにもいきません。

東京日本橋のサクラサク鍼灸カイロプラクティック日本橋茅場町院にも、デスクワークによる目の疲れや首肩のこわばりを訴えて来院される方が多くいらっしゃいます。

本ページでは、そんな目の疲れに使われるツボについて、当院がわかりやすく解説させていただきます。目のまわり、首の後ろ、手足と3か所に分けて紹介しますので、状況に合わせて使い分けてみてください。

 

目の疲れが起きる理由

目の疲れは、目そのものだけの問題として捉えると対処を誤ります。首や肩の状態、姿勢、部屋の明るさなど、関わる要素は複数あります。

東洋医学では、目は肝と関わりが深いとされ、全身の巡りが目のはたらきに影響すると考えられてきました。まずは何が疲れを作っているのかを整理していきましょう。

 

ピント調節を続ける筋肉が休めない

目の中には、水晶体の厚みを変えてピントを合わせる筋肉があります。近くを見ているあいだ、この筋肉は縮んだ状態を保ち続けます。

画面との距離が一定のまま何時間も過ぎると、筋肉は緊張したまま。夕方になって遠くがぼやける、視界がかすむといった感覚が出るのは、緊張が解けにくくなっている状態と考えられます。腕を曲げたまま固定していれば疲れるのと、構造としては同じことです。

 

まばたきが減って目が乾く

画面を集中して見ているとき、まばたきの回数は通常より減ります。まばたきは涙を目の表面に行き渡らせる動作なので、回数が減れば表面が乾きやすくなります。

乾きが進むと、目を開けているだけで負担がかかります。エアコンの風、コンタクトレンズの使用、空気の乾燥といった条件が重なると、さらに影響が出やすくなります。意識してまばたきを増やすだけでも変わる方がいらっしゃいます。

 

目のまわりのツボ

目のまわりのツボは、疲れを感じたその場で押せるのが利点です。

  • 睛明(せいめい)
  • 攢竹(さんちく)

以下でくわしく解説していきます。

 

睛明(せいめい)

睛明は、目頭のわずかに内側、鼻のつけ根との間にあるくぼみに位置するツボです。眼鏡の鼻当てが乗るあたりを探ってみてください。

押し方は、親指と人差し指で鼻のつけ根を挟むように当て、鼻の骨に向かって静かに押します。3〜5秒かけて圧をかけ、ゆっくり力を抜くのを5回ほど。目の疲れに用いられる代表的な経穴です。

眼球そのものを押さないよう、指は必ず骨のきわに置いてください。コンタクトレンズを装着したままの刺激は避け、爪を立てないようご注意ください。

 

攢竹(さんちく)

攢竹は、眉頭のすぐ下にあるくぼみに位置するツボです。眉のはじまりの部分を下から押し上げると、骨のふちにへこみが見つかります。

押し方は、両手の親指の腹を左右のくぼみに当て、頭の上方向に向かって押し上げます。3〜5秒を5回ほど。眉のあたりが重い、目の奥が張るといった感覚があるときに用いられます。

肘を机につき、頭の重みを親指に預けるようにすると、力を入れずに一定の圧をかけられます。

 

首の後ろのツボ

目の疲れを訴える方の多くは、首の後ろもこわばっています。目のまわりだけでなく、こちらもあわせて刺激してみてください。

  • 風池(ふうち)
  • 天柱(てんちゅう)

以下でくわしく解説していきます。

 

風池(ふうち)

風池は、後頭部の髪の生え際にあるツボです。首の後ろにある太い筋肉の外側、頭の骨との境目にできるくぼみを探してみてください。

押し方は、両手の親指を左右のくぼみに当て、頭の中心に向かって斜め上に押し上げます。3〜5秒を5回ほど。頭の重みを親指に預けると、少ない力で圧をかけられます。

目の疲れ、頭の重さ、首のこわばりに幅広く用いられてきた経穴です。デスクワークの合間に取り入れやすい位置にあります。

 

天柱(てんちゅう)

天柱は、風池より少し内側、首の後ろの太い筋肉のすぐ外側で、髪の生え際にあるツボです。風池とセットで扱われることが多い経穴になります。

押し方も風池と同じく、両手の親指を当てて斜め上に押し上げます。3〜5秒を5回ほど。左右同時に押して構いません。

首から後頭部にかけての張りが強い方は、天柱と風池を交互に押してみてください。首を大きく回すより、圧をかけて静止するほうが刺激としては扱いやすくなります。

 

手と足のツボ

顔や首に手をやりにくい場面では、手足のツボが使えます。

  • 養老(ようろう)
  • 光明(こうめい)

以下でくわしく解説していきます。

 

養老(ようろう)

養老は、手首の甲側で小指寄りにあるツボです。手首の小指側に出っ張った骨があり、手のひらを下に向けた状態からくるりと返すと、その骨に割れ目のようなくぼみが現れます。

押し方は、反対の手の親指をくぼみに差し込むように当て、3〜5秒かけて押します。左右それぞれ5回ほど。名前のとおり、目がかすむ、見えづらいといった悩みに古くから用いられてきた経穴です。

袖口をずらすだけで押せるので、会議中や移動中でも使いやすい位置にあります。

 

光明(こうめい)

光明は、すねの外側にあるツボです。外くるぶしの一番高いところから、指5本分ほど上に上がった位置を探してみてください。

押し方は、親指の腹を当てて骨のきわに向かって押し込みます。3〜5秒を左右それぞれ5〜10回ほど。目を明るくするという意味の名を持つ経穴で、目の不調に対して用いられてきました。

入浴後や就寝前など、体が温まっているタイミングのほうが刺激を受け入れやすくなります。

 

ツボ押しとあわせて見直したいこと

ツボ押しは疲れをやわらげる手段のひとつですが、疲れを作っている環境が変わらなければ、また同じ状態に戻ります。

 

画面との距離と休憩の取り方

画面までの距離は、目安として40センチ以上を確保したいところです。あわせて、一定時間ごとに遠くを見る時間を挟むと、ピント調節の筋肉が緊張し続ける状態を避けられます。

画面の明るさが部屋の明るさと大きく違うと、目への負担は増します。夜間に暗い部屋で明るい画面を見ている方は、部屋側の照明を足してみてください。姿勢が前かがみになっていないかも、あわせて確認したいポイントです。

 

目の症状が続くときは眼科で確認する

急に見えづらくなった、視野の一部が欠ける、強い目の痛みがある、頭痛や吐き気を伴う。こうした症状があるときは、セルフケアを続ける前に眼科を受診してください。

休んでも回復しない状態が長く続く場合、度数の合わない眼鏡やコンタクトレンズが関わっていることもあります。原因はひとつに絞れないため、まず専門の検査で確認していただくほうが確実です。ツボ押しは体の調子を整える手段であり、検査に代わるものではありません。

 

目の疲れでお悩みなら東京日本橋のサクラサク鍼灸カイロプラクティック日本橋茅場町院へ

目の疲れには、目のまわりの睛明と攢竹、首の後ろの風池と天柱、手足の養老と光明が用いられます。目そのものだけでなく、首まわりもあわせて刺激するのがポイントです。

東京日本橋のサクラサク鍼灸カイロプラクティック日本橋茅場町院では、国家資格を持つ鍼灸師が体全体の状態を確認したうえで施術を行っています。目の疲れの背景に首肩のこわばりや姿勢の崩れが関わっている場合、目のまわりだけを緩めても戻りやすいものです。

当院では水素吸入器も導入しており、鍼灸施術と組み合わせてご利用いただくことも可能です。長時間のデスクワークが続く方、夕方の目の重さが毎日のように出る方のご相談も多くいただいています。

日本橋茅場町のオフィス街にありますので、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。セルフケアで変化を感じにくい方は、ひとりで抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。

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